僕は本日、二日酔いであったため、夕方まで寝たきり状態であった。しかしながら、毎日を大切に生きると決め込んでいる僕は、なんとかこの1日を取り戻そうと頭をフル回転させた。
そして出た答えが秀一郎君に連絡、という定番中の定番作戦であったのだ。
ぼく「もしもし秀一郎君?今何しているの?」
秀一郎くん「瞑想してたよ。今健ちゃんから連絡くると思ってた」
彼はついにテレパシーまで会得しつつあるようだ。次は幽体離脱だね。
そんなこんなで、彼との集合指示は大麻町にあるBIG FORESTという、なんともカントリーで落ち着くシャレオツなカフェであった。
本当に雰囲気がよく、特にマスターは気軽に声がかけられそうなやさしい雰囲気の持ち主であった。
僕の仕事は、1分1秒を争うような業務内容である。
看護師をやっているため、求められるものは合理性、効率化、スピード、正確性といったところである。正確性はともかく、カフェにおいては必ずしも合理的で効率的なことが良いとは限らない。
むしろムダがオブジェになったり、リラックスできる雰囲気を作り上げている。
そう、僕は1分1秒を争うのではなく、1分1秒をじっくりと味わいたいんだ。
そこで僕は気が付いた。精霊がささやいたのである。
ぼくの夢は何か?ずっと探してた答え。
自分のカフェを持つ。これこそがぼくの探していた夢だった。
そこでゆっくりお客さんと話をするのが理想である。
夢を発見できた、ありがとう秀一郎くん
その後、二人は1日の垢を洗い流そうと最寄の温泉に行った。
岩盤風呂や浴槽など非常に種類が豊富でとても満足しました。
今日は二日酔いから夢の発見まで、とてもギャップのある濃い1日であった。それも秀一郎くんのおかげだよ。本当にどうもありがとう。
みなさんの幸福と繁栄にたいして、ありがとう。
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